東京都練馬区で元農林水産省事務次官の父親(76)に刺されて、息子・熊沢英一郎(44)さんが命を落とすという事件が発生しました。
そんな、熊沢英一郎さんは、イラストレーターとして企業からも依頼があるかのように語っていて、さらには、父とコミケに参加していたことも判明しました。
目次
熊沢英一郎は自称イラストレーター
熊沢英一郎さんは、一度はパン職人として就職しますが、上司との人間関係が問題で退職します。
そして、趣味だったイラストを仕事にしようとしていたのか、大学院を卒業後に代々木アニメーション学院キャラクターデザイナー科を卒業しています。
熊沢英一郎さんは、自身のホームページでイラストを公開していました。
代々木アニメーション学院でデザインを学んだだけあって、素人よりは上手かもしれませんがお世辞にも企業からイラストの依頼がくるレベルだとは思えません。
熊沢英一郎さんの他のイラストはこちら
http://www.atelieratelier.sakura.ne.jp/sanctuary.html
1件3万でイラストの依頼がある?
熊沢英一郎さんは数ヶ月に一度、イラストの依頼があって1件3万円くらいで受けていると話していました。
本当でしょうか…
熊沢英一郎さんのイラストを見る限り、到底3万円では販売できないレベルの画力であるとネットでも酷評されています。
企業からイラストの依頼を受けていたと嘘をつく
また、過去に「サーチフィールド」というゲーム会社からデザインの依頼があったことをツイートしていますが、番組の取材で企業に確認したところ、熊沢英一郎さんとの取引した記録はなかったそうです。
しかし私のサイト見て作画の依頼が来るとは、私の画力もプロに認められるレベルになったって事かな?
— ドラクエ10ステラ神DQX(熊澤英一郎) (@hiromi_kanzaki) 2015年4月15日
私はサーチフィールドってゲーム会社からデザイン依頼を受けてるセミプロだよ。プロの会社が商業で使えると私の絵を見てスカウトしたのにそれを落書きとは・・・。エックス君には価値が解らないんだね。猫に小判、豚に真珠っていうやつだね。哀れに思うよ。
>RT— ドラクエ10ステラ神DQX(熊澤英一郎) (@hiromi_kanzaki) 2016年12月22日
熊沢英一郎さんは企業からデザインの依頼を受けている趣旨の嘘をついていたようです。
熊沢英一郎は父とコミケで出店していた
熊沢英一郎さんは父親と一緒にコミックマーケットで出店していたことがわかりました。
しかも、父を一人置いて店番をさせていたというから驚きです。
そういえば熊沢氏の息子、一時期コミケでサークル参加してたのよね。その時隣に座っていた方を「父です」と紹介された覚えが。つまり…?
— NONE(のん)@生き腐れ (@NONE100105) 2019年6月2日
元事務次官にコミケで売り子させる息子…なんたる傲岸不遜ぷり
— NONE(のん)@生き腐れ (@NONE100105) 2019年6月2日
元事務次官だった父にコミケで店番をさせるなんて…なんて優しい父親なんでしょう。
父親として、引きこもってゲームにのめり込む熊沢英一郎さんのことを心配していて、少しでも息子のことを理解しようと努力していたのかもしれません。
まとめ
父である熊沢英昭容疑者が、どんな想いで息子・熊沢英一郎さんに手を掛けたかを想うと色々考えさせられます。
同じような悲惨な事件が起こらないよう、家族の中だけで抱え込まずに助けを求められる体制を整えていく必要があると感じました。