いじめや不登校に悩む生徒が多い昨今。
「不登校は不幸じゃない」と強いメッセージを発信している10歳のユーチューバー「ゆたぼん」こと中村逞珂(なかむらゆたか)くん。
中村逞珂くん自身も小3にして不登校という決断ができたのは、父親の存在が大きく関わっていました。
この記事では、ゆたぼんこと中村逞珂くんが不登校になったきっかけや、不登校という大きな選択ができた理由についてまとめます。
目次
中村逞珂(ゆたぼん)の不登校のきっかけは担任への不信感?
ゆたぼんこと中村逞珂くんが学校を不登校になった理由を下記のように話していました。
ゆたぼんが学校に通わなくなったのは小学校3年生の時。宿題を拒否したところ、放課後や休み時間にさせられ不満を抱いた。担任の言うことを聞く同級生もロボットに見え「俺までロボットになってしまう」と、学校に通わないことを決意した。
引用:琉球新報(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190505-00000002-ryu-oki)
また、中村逞珂くんは自身のユーチューブチャンネルで「先生に叩かれたが先生は叩いていないと嘘をついた」とも話しています。
中村逞珂くんは、担任の先生に対する強い不信感があったことが理由で不登校という決断をした可能性もあるのではないでしょうか。
中村逞珂くんの不登校以外にも理由があるかもしれませんが、中村逞珂くんの家族は不登校を決断した約1年後に大阪から沖縄へ移住してしまいます。
現在は、完全に不登校というわけではなく「学校は行きたい時に行く」という感じで沖縄の小学校に通っているそうです。
不登校は父親が背中を押してくれた?
中村逞珂くんが学校を不登校になることを決断するにはかなり勇気が必要だったと思うのですが、その背中を押しをしてくれたのは、父である中村幸也(なかむらゆきや)さんだと言われています。
中村逞珂くんの父親は、心理カウンセラーとして活躍していて著書も出版しています。
父、中村幸也さんのアメブロのプロフィール欄のメッセージを見てみると、中村逞珂くんが不登校になった理由と共通する部分がありました。
これからの時代は自分の好きな事、やりたい事をしながら生きられる時代。ロボットのように働くだけの労働者ではなく、自分の好奇心に素直に従いながら、どんどん新しい扉を開いて生きて、そんな生き方をする人たちを増やしていきたいです。
僕のように中卒の元暴走族でも本を出版する事はできるし、大人になり、結婚して、子どもができても、遊びながら自由に生きる事だって出来る。今後も自由に自分の好きなように生きながら、次の本を書く事にも繋げていこうと思っています。現在はカウンセリング、執筆活動、ブログ、メルマガなどの情報発信を中心に活動。2019年3月16日(土)には不登校の天才YouTuberゆたぼんと一緒に沖縄で親子講演会をします。
引用:アメブロ(https://profile.ameba.jp/ameba/yukiya-happy)
「担任のいうことを聞くだけのロボットになりたくない」「自由に生きたい」というメッセージは中村逞珂くんも発信していました。
中村逞珂くんは、父である中村幸也さんの影響を強く受けているんですね!
そんな、父、中村幸也さんの経歴もなかなかにパンチがあると話題になっていました。
大阪府茨木市に生まれる。中卒。元暴走族。
現在は心理カウンセラー、あきらめる生き方の専門家、禁煙カウンセラー。
中学時代はかなりのやんちゃ坊主。盗んだバイクでグランドを走りまわり、タバコを吸いながら廊下を堂々と歩く。
中学卒業後、すぐに就職し働き始めるが、3ヶ月で辞める。
のちに20回以上転職を繰り返す。
暴走族の副総長となる。恐喝、窃盗、傷害、暴走、喧嘩、シンナー、麻薬、覚醒剤・・・etc引用:ハート出版(http://www.810.co.jp/author/nakamura-yukiya.html)
父、中村幸也さんも小さい頃に「何のために学校に行くのかわからない」「好きなことをして自由に生活がしたい」と思っていた経験もあったことから、中村逞珂くんの背中を後押ししてくれたのでしょう。
ネットの反応
ネットでは中村逞珂くんの不登校を決断したことについて賛否が分かれているようです。
肯定的な意見
ゆたぼん10歳か。理由はどうあれ人と違う生き方は否定されることが多いだろうな。他人が過保護だなんだつべこべ言うこと無いと思う。勉強は必要だと思えば後からいくらでもできる。何も言わない事を選ぶ親もいる。そもそも10歳でこういう考えをする子は学歴や世間体など関係ない世界に行くだろ
— K (@kharuka12) 2019年5月5日
10歳の天才YouTuber少年革命家ゆたぼん、動画を一通りみたけど、こういう生き方も自己責任の範囲内ならいいと思うし、大人がとやかく言う事もないと思う。
ただ問題は琉球新報が社会体制批判の道具に利用して美化して報道してること。共産主義者の子供賛美は行き着けばポル・ポトに鳴るから怖いよ— ゆきさん(令和ver) (@crabVarna) 2019年5月5日
少年革命家・ゆたぼんさん、面白い方ですね。お考えや生き方が常識外れなので、個人のブランドが強い印象です。
自分の意思で、日本社会のレールから外れてもよいと思いますし、「問題がある」と思ったところは軌道修正すれば良いだけですね。
将来は大物になりそうな予感がします。— 高杉 皆為 (@MinatameT) 2019年5月5日
否定的な意見
中村逞珂くんがユーチューバーとして取り上げられたニュースにに対して、高須院長は苦言を呈していました。
試験もなんにもないお化けの世界で遊んでいると常識知らずになります。学校に行く発展途上国の子供に馬鹿にされます。
成人したら困窮します「不登校は不幸じゃない」 10歳のユーチューバー 中村逞珂さん 世界に発信(琉球新報) – Yahoo!ニュース https://t.co/SXwOXM4etg @YahooNewsTopics
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2019年5月5日
少年革命家ゆたぼんさんの話。10歳でYouTuberになろうが宿題拒否で不登校になろうがは置いておいて、重要なのは自分の子供がゆたぼんさんみたいにならないようにするにはどうするべきか、と考えさせられるそんな話。 まぁ、ゆたぼんさんみたいな生き方に賛同する人には関係ないね。
そんな私は反対派。— 胡麻味噌ずいずいずい (@ECOMEGANE) 2019年5月5日
10歳YouTuberゆたぼんって、結局親のロボットだよね…。
有料の親子講演会とか、これは労働法的にどうなんだろう?懇親会含めると21時まで、ってアウトじゃないのかな?— 詩乃 (@xxxholic_moon) 2019年5月5日
ゆたぼんの動画見たけど
「不登校の自分より学校行ってる子達の方が不幸。」これについては間違ってる。
全てとは言わんが学校行ってる子達は、夢や目標がそれぞれあるわけでそれを不幸と言うのは間違ってる。勉強(人生)から逃げたらアカンで??
— ユイ⑅@next→5th両日 (@yoha_pana1711) 2019年5月5日
ゆたぼんさん、不登校の子どもを救いたいっていう気持ちは素晴らしいと思う。でもさ、大人になったらやりたくなくてもやらなきゃいけない事がたくさんあるのよ。やるべきことをしなかったら怒られるのは当たり前なんだよね。宿題しなかったら怒られた。だから学校行かないは甘え。
— マーキュリー ◢⁴⁶ 永遠のみさ先輩推し 鷹ファン (@FshMercury) 2019年5月5日
個人的には、不登校を選ぶことも選択肢の一つだとは思います。ただ、世の中こと全てが自由では通らないことも多いですし、好きなことだけで生きていく過程には大きな努力があることの理解が必要でしょう。
まとめ
ゆたぼんこと中村逞珂くんが不登校になったきっかけや、不登校という大きな選択ができた理由についてまとめました。
様々な意見はありますが、やりたいことや熱中できることがあって、学校に行くことに意味が見出せず時間を無駄にしてしまうくらいなら、学校に通わない選択というのもアリなのかもしれません。
まだまだ、理解されない部分はあるかもしれませんが、中村逞珂くんの活躍に期待したいと思います。